多重債務相談スキルアップ講座はじめました
秋田なまはげの会は、5月19日より、秋田市御所野の秋田テルサにおいて
「多重債務相談スキルアップ講座」を開始しました。
講座の趣旨は、こちら。
https://namahage.lekumo.biz/blog/2012/05/post-eae0.html
19日は、5日間にわたる講座の第1日目で、2コマの講義が行われました。
講義に先立ち、主催者を代表して、秋田なまはげの会の虻川高範会長より、
「多重債務およびそれを取り巻く問題の解決は、一人ではできない。
多くの方々が連携し、ネットワークを作り、互いに『一人ではない』という思いで
相談に当たってこそ、本当に相談者を元気づけ、その相談者にも『わたしたちは
一人ではない』と思っていただけるのではないか」と挨拶が行われました。
第1講は、近江直人弁護士(なまはげの会副会長)による
「多重債務問題の現状と周辺の諸問題」。
全講義に先立ち、多重債務とは何か、その原因と解決方法といった多重債務問題の
全体像について、実例を交えた総合的な解説を行いました。
第2講は、石井寿司法書士(なまはげの会事務局長)による
「なまはげの会の活動について~活動内容とあゆみ、被害者の会とは何か」。
前半、なまはげの会設立から現在までの活動、相談会の特徴、なぜ「被害者の会」なのか
について説明。
後半は、3名の会員による体験発表が行われ、それぞれ多重債務に苦しんだ経験、
そして、なまはげの会に参加して、そこで仲間と出会い、みずから問題を解決していった
体験を力強く語っていただきました。
※本講座受講の応募は締め切っております。
今秋にも同様の講座を予定しておりますので、ご案内をお待ち下さるよう
お願いいたします。