多重債務相談スキルアップ講座(3日目)開催!
秋田なまはげの会は、6月16日、秋田市御所野の秋田テルサにおいて
「多重債務相談スキルアップ講座」を行いました。
全5日の日程の第3日目です。
この日の講師は、秋田アディクション問題を考える会の佐藤光幸氏と、秋田なまはげの会賛助会員の松本和人弁護士でした。
佐藤光幸氏の講義は、多重債務の周辺にある問題としての「依存症~ギャンブル・アルコール・買物など」。
これまで、本人の性格や人間性の問題ととらえられがちであった依存症は、実は回復可能な「病気」であること、そして回復のためには、家族が「病気であること」を認識し、後始末・尻ぬぐいはせず、本人の「回復しようとする行動」をサポートすることが重要であることについて解説しました。
2講目の松本弁護士の講義は、多重債務の周辺にある問題としての「労働問題~派遣切り・リストラ・勤務先の倒産にあったときの対応等」。
内定取り消し、賃金カット、残業代の未払い、労働災害、解雇など個別的労働関係に関する相談を受ける際のポイントをわかりやすく解説しました。
参加者の皆様からは、1講目について「アディクションについて理解が深まった」「自助グループについて知ることができた」、2講目について「事例が多くわかりやすかった」「松本先生の話がまた聞きたい」などの感想をお寄せいただきました。
次回は、6月30日です。
※本講座受講の応募は締め切っております。
今年秋にも同様の講座を予定しておりますので、ご案内をお待ち下さるよう
お願いいたします。