多重債務相談スキルアップ講座を開催しました
秋田なまはげの会は1月29日、秋田県司法書士会館で「第11回多重債務相談スキルアップ講座」を開催しました。
新型コロナウイルス対策として会場参加を7名とし、リモート参加の13名を加えた20名で行われました。
前半のミニ講義は、「債務整理ガイドラインコロナ特則を活用した債務整理の実例について」(当会会長 西野大輔弁護士)、「コロナ災害を乗り越えるなんでも電話相談会、食料支援と相談会の報告」(秋田県労連 越後屋建一議長)、「キャッシュレス決済入門」(当会幹事 小玉順子消費生活相談員)の3本立て。
後半は事例検討。ギャンブル依存症の夫を支える妻の問題と、80歳代母と50歳代子のいわゆる8050問題を抱える家の問題について、意見を交わしました。
参加者からは、住宅ローンなど債務の問題については法律専門家や法テラス、生活困窮については生活保護や生活困窮者自立支援制度、フードバンク、依存症については秋田アディクション問題を考える会やGAにつなぐなど、複合的な問題を切り分けて考え、それぞれ適切な窓口と連携しながら対応している事例が紹介されました。