2010年6月12日、秋田市中通の秋田県生活センター研修室(アトリオン内)において、秋田なまはげの会第4回総会が開催されました。
午後1時30分から始まった総会には60名の会員が参加、冒頭虻川高範会長より「多重債務の解決だけではなく、人とのつながり作りを大切に活動を続けていきたい」との挨拶がなされ、続いて日頃から当会と協力関係にあり、総会の会場をご提供下さった秋田県生活センターの藤本律子所長よりご祝辞をいただきました。
総会では、執行部提案がすべて可決承認され、続いて2名の会員より、多重債務の苦しみとなまはげの会との出会い、そして多重債務解決に至った体験発表が行われました。
引き続き行われた記念講演会のテーマは、「ちゃんとねむれている?不眠は自殺につながるサイン」。秋田緑ヶ丘病院の医師佐藤浩徳先生よりご講演いただきました。
睡眠不足は作業効率の低下を招き、社会的損失を生じさせるものであるが、もっとも気をつけるべきは「うつ」との合併である。うつ病・自殺を予防するためには睡眠障害を放置しないことが重要であり、気軽に専門医に相談してほしい、とのお話をいただきました。
恒例となった会員弁護士・司法書士による「大相談会」には8組10名の相談者が訪れ、秋田市で「出張相談会」を行った東京の法律事務所とのトラブル2件を含むご相談が寄せられました。
秋田なまはげの会の第4回総会の日時・会場が
下記のとおり決定いたしました。
医師による講演会、恒例の「大相談会」も行いますので、
会員以外の方々も、ぜひご参加下さい。
日 時 平成22年6月12日(土)午後1時から
会 場 アトリオン7階会議室
(秋田市中通2-3-8)
http://www.atorion.co.jp/index.html
日 程
午後1時30分 第4回総会
午後2時30分 講演会 「ちゃんとねむれている?不眠は自殺につながるサイン」
講師 秋田緑ヶ丘病院 佐藤浩徳医師
午後3時30分
多重債務大相談会
(予約不要、相談料無料)
※ 当日は、秋日ビルでの定例相談会はお休みです。
五城目町は、下記により2回にわたり「心の健康づくりセミナー」を開催します。
3月25日は、秋田なまはげの会から佐藤繁子相談員が参加、「相談活動と関係機関との連携について(仮題)」講演を行います。
(日 時)
① 平成22年3月17日(水)午後1時30分~
② 平成22年3月25日(木)午後1時30分~
(場 所)
五城目町町民センター4階
(秋田県南秋田郡五城目町上樋口字堂社75、電話018-852-4411)
潟上市は、下記により「-自殺予防のための-こころの健康づくりシンポジウム」を開催、秋田なまはげの会から伊藤彬相談員(3月11日)、小玉正憲相談員(3月19日)がシンポジストとして参加します。
① 平成22年3月11日(木)午後1時30分~4時
会場:潟上市昭和公民館 (電話 018-855-5130)
② 平成22年3月19日(金)午後1時30分~4時
会場:潟上市天王公民館 (電話 018-878-4111)
(申込み・問い合わせ)
潟上市役所健康課 (電話 018-855-5115)
潟上市天王保健センター (電話 018-878-6570)
潟上市飯田川保健福祉センター (電話 018-855-5180)
NHK総合テレビで、午後7時30分から放送されている「クローズアップ現代」、3月11日は「弁護士が信じられない~過熱する“過払金ビジネス”~(仮題)」と題して、債務整理の「二次被害」について取り上げる予定です。
このなかで、秋田なまはげの会に取材を行った際の映像も放送される予定です。ぜひ、ご覧下さい!
(番組の内容は、変更される場合があります)
秋田なまはげの会は、2009年12月28日(土)、秋田市大町の「サンパル秋田」において多重債務問題、雇用、くらしたてなおしの大相談会を開催、10組14名の相談者が訪れました。
相談には、なまはげの会会員の弁護士・司法書士・税理士・相談員が対応したほか、秋田県労働福祉協議会、秋田県労働組合総連合、秋田県生活と健康を守る会連合会、社会保険労務士の応援もいただきました。
厳しい雇用情勢を反映して、多重債務問題だけでなく、派遣切りや生活保護にわたる深刻な相談が多く、応援いただいた各団体の方々との連携で対応する場面も多く見られました。
秋田なまはげの会では、多重債務問題、雇用、くらしたてなおしの大相談会を行います。
相談は、弁護士、司法書士、なまはげの会相談員、労働問題や生活保護などの専門家があたります。
予約は不要です、直接会場にお越し下さい。
(借入れの内訳がわかる資料をご持参下さるようお願いいたします)
◎お気軽にご相談ください-秘密は厳守します。
■開催日時
2009年12月26日(土)
午前10時~午後4時
■開催場所
サンパル秋田
秋田市大町二丁目3番27号 秋田ニューシティ5階(旧ダイエー)
秋田なまはげの会では、2009年11月7日、会事務所において「債務整理二次被害110番」(電話相談)を行いました。
最近、新聞・テレビ等で広告を行っている他県の弁護士・司法書士に債務整理を依頼したが、「過払金のある業者のみ引受け、債務が残る業者についての受任は断られた」、「過払金は取り戻せたが報酬が高額で、かえって支払いが残ってしまった」「十分な説明が受けられなかった」などのトラブルが多発していることを受けたものです。
5件の相談が寄せられましたが、うち4件は秋田で説明会を行った東京の法律事務所に関するもので、十分な説明が受けられないことによる不安を訴えるものでした。
委任を受けた事件の処理状況について説明するのは、受任者(弁護士・司法書士)の義務です(民法645条)。納得できるまで説明を求めるべきです。貸金業者の取引履歴や和解契約書の開示を拒否するような弁護士・司法書士は、残念ながら「問題あり」です。
なまはげの会では、毎週土曜日に行っている相談会でも、引き続きこの問題に関する相談をお受けいたします。