多重債務相談スキルアップ講座(2日目)開催!
秋田なまはげの会は、6月2日、秋田市御所野の秋田テルサにおいて「多重債務相談スキルアップ講座」を行いました。
スキルアップ講座は、5月19日に開始。この日は、全5日の日程の第2日目です。
この日の講師は、秋田なまはげの会会員の江野栄弁護士と、同じく会員の秋田市市民相談センター小玉順子消費生活相談員でした。
江野弁護士の講義は、「債務整理~債務整理の4つの方法、その他法的解決方法について」。
任意整理、特定調停、個人再生、破産の各手続について、最初に相談を受ける際の留意点から方針の選択、そして各手続の内容について、弁護士としての経験談を交えわかりやすく解説しました。
続く小玉相談員の講義から、いよいよ各論に入ります。
テーマは、「多重債務の周辺にある問題 ①悪質商法」。
特に不自由なく暮らしていた人が、過量販売、次々販売、二次被害といった悪質商法にあって、多額の借金を負うに至る事例があとを絶たないこと、多くの場合、高齢者・障がい者など社会的弱者がターゲットになっており、近年では失業者・求職者・貧困世帯が標的になる例が多いことが指摘され、これに対応する法制度、消費生活相談体制について、実例を交えながら解説しました。
参加者の皆様からは、1講目、2講目を通じて、「わかりやすく参考になった」、「行政の窓口での対応の大切さをあらためて感じた」などの感想をお寄せいただきました。
次回は、6月16日です。
※本講座受講の応募は締め切っております。
今年秋にも同様の講座を予定しておりますので、ご案内を
お待ち下さるようお願いいたします。