イベントご案内 Feed

12月に、第6回多重債務相談スキルアップ講座を開催します

秋田なまはげの会は、下記要領にて、第6回となる多重債務相談スキルアップ講座を開催します。
多重債務者を救済するには、単に債務整理を行うだけではなく、「生活再建」を視野に入れた支援が必要です。
講座では、事例検討を中心に、情報交換の時間も設け、受講者同士の交流をはかりたいと考えております。

日  時  平成28年12月10日、17日(土)10:00~16:00
場  所  秋田市文化会館
受 講 料  無料
定  員  30名
申込締切  11月30日

講座日程、申込方法等詳細は、下記PDFよりダウンロードして下さい。

2016skillup.pdfをダウンロード

田代まさし講演会を開催しました

秋田なまはげの会は、10月2日(日)、秋田市のフォーラムアキタにおいて、「田代まさし講演会~薬物等の依存症を考える」を開催、約70名の方が来場されました。
(秋田なまはげの会、日本ダルク、秋田ダルク、全国クレサラ・生活再建問題被害者連絡協議会の共催、秋田県、秋田市、秋田アディクション問題を考える会の後援)

秋田なまはげの会近江会長のあいさつに続いて、秋田ダルクの平原薫代表からダルクの活動についてお話しがありました。

田代まさしさんの講演では、芸能活動のプレッシャーから覚醒剤を使い始めたこと、逮捕、服役を経て、仕事も家族もすべて失い、借金も背負ったこと、その都度やめようと考えたけれども、孤独感や覚醒剤の「報酬効果」から再び手を出してしまい、「強い意志」など何の役にも立たなかったことが語られました。
日本ダルクの近藤恒夫代表と出会って、薬物依存症が病気であることを知り、自分に必要なのは、「更生」ではなく、「病気としての回復」であることに気付きます。
同じ経験を持つダルクの仲間と支え合いながら、「今日1日、薬物に手を出さずに過ごす」1日1日を積み重ねていくしかないと言います。
田代さんは、現在、日本ダルク職員として事務所で勤務、週末には各地で自らの体験を語る講演活動を行っています。

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田代まさし氏を招き、依存症を考える講演会を開催します(終了後、相談会を行います)

秋田なまはげの会では、田代まさし氏を招き、下記要領にて薬物等の依存症を考える講演会を行います。

終了後、債務、依存症、くらしに関する相談会を行います。
各分野の専門相談員が相談に応じます。

講演会、相談会とも、予約不要・参加無料です。

日 時 2016年10月2日(日)
    講演会 13:30~15:00
    相談会 15:30~16:30
場 所 フォーラム・アキタ 3階 ふよう
    (秋田市中通6丁目7-36)

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秋田なまはげの会 第10回総会・講演会が開催されました

2016年6月25日(土)、秋田市役所新庁舎内「センタース」で、秋田なまはげの会第10回総会が開催されました。
総会では、会の活動について活発な意見が交換され、執行部提出の議案はすべて可決承認されました。
続いて開かれた講演会のテーマは、「生活困窮者自立支援制度の概要と現状・課題について」「生活困窮者支援の事例について」「子ども食堂の取組みと生活問題」。
昨年4月から法律が施行された生活困窮者自立支援制度の概要と取組みの実情が、担当する秋田市福祉総務課の生活支援担当から行われました。
NPO法人あきた子どもネット代表の後藤節子さんからは、親の貧困が子どもに連鎖するなか、「子ども食堂」などの活動を通じて支援する活動について報告が行われました。
恒例の会員弁護士・司法書士による大相談会には、7組の相談者が訪れました。

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第5回多重債務相談スキルアップ講座受講者募集(締め切りました)

秋田なまはげの会では、下記日程で「第5回多重債務相談スキルアップ講座」を行います。

多重債務者を救済するには、単に債務整理を行うだけではなく、「生活再建」を視野に入れた支援が必要です。
近年の債務相談には貧困問題も加わり、税金や公共料金、家賃の滞納など「解決できない債務」を抱えた方が増加しています。
これらの問題を解決するには一つの窓口だけでなく、関連する機関・団体が連携し救済にあたる必要があります。
「スキルアップ講座」は、多重債務問題ならびに多重債務の周辺にある問題への理解や知識を深め、多重債務者の生活再建に必要な制度の活用、さまざまな機関・団体との連携を考え、実践していくための講座です。

【日  時】2016年2月6日、13日(いずれも土曜日)
      10:00 ~ 16:00
【会  場】秋田県社会福祉会館 9階第2会議室
【受 講 料】無料 (秋田県自殺防止対策事業)
【対  象】各種団体や自治体で相談業務等に携わっている方
【講座内容】事例検討
【申込方法】郵 送(〒010-0951 秋田市山王六丁目22-6ラポール山王郷A-1
                          秋田なまはげの会)
      FAX(018-862-2253)
      メール(akitanamahage2007@yahoo.co.jp)
【申込締切】2016年1月25日
【申込定員】30名

●● 応募が定員に達したため、申込みを締め切らせていただきます(1月18日)●●

自死遺族支援を考える講演会、年越し相談会を開催しました

秋田なまはげの会は、12月19日、秋田市の秋田県社会福祉会館において自死遺族支援を考える講演会を開催、50名の来場者がありました。
講演会の講師は、佃祐世弁護士(広島弁護士会)。「自死遺族を取り巻く問題~悲しみだけでは終わらない~」と題して、約2時間ご講演いただきました。
佃先生は、約9年前に裁判官だった夫を自死で亡くされました。その後、4人の子どもを育てながら司法試験に合格、現在は、弁護士として自死遺族を支える活動をされています。
講演は、自身の体験談から始まりました。裁判官としてバリバリ仕事に取り組んでいた夫が、脳腫瘍をきっかけにうつ病を発症、別人のように衰弱して自死に至る経緯が克明に語られました。
後半は、弁護士として自死遺族支援にどのように取り組んでいるかというお話しです。賃貸住宅等で自死した場合の損害賠償義務、過労自死の場合の労災申請の問題、いじめ等による児童生徒の自死の場合の学校等への損害賠償請求など、自死遺族を取り巻くたくさんの困難な法律問題への取組みについてお話しいただきました。
自死遺族が置かれた状況は、それぞれ異なっています。遺族が一歩踏み出すためには、話をよく聴き、問題となること(社会的問題、法律問題)を整理、関係機関等へつなぐことが大切であると締めくくられました。

講演会終了後、毎年恒例の「年越し相談会」が行われ、4件の相談がありました。

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自死遺族支援を考える講演会を開催します(終了後、相談会を行います)

秋田なまはげの会では、広島より佃祐世弁護士を招き、下記要領にて「自死遺族を取り巻く問題~悲しみだけでは終わらない~」と題する講演会を行います。

終了後、毎年恒例の「年越し相談会」を行います。
借金、生活苦、労働問題などについて、弁護士、司法書士、専門相談員が相談に応じます。

講演会、相談会とも、予約不要・参加無料です。

日 時 2015年12月19日(土)
    講演会 13:00~15:00
    相談会 15:00~16:30
場 所 秋田県社会福祉会館 10階 大会議室
    (秋田市旭北栄町1-5)

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第4回多重債務相談スキルアップ講座が始まります

秋田なまはげの会では、下記日程で「第4回多重債務相談スキルアップ講座」を行います。

多重債務者を救済するには、単に債務整理を行うだけではなく、「生活再建」を視野に入れた支援が必要です。
最近の相談傾向として、貧困問題が加わり、「『多重』ではないが解決できない債務」を抱えた生活困窮相談が多くなっています。
こうした問題を解決するには、一つの窓口だけでなく、関連する機関・団体が連携して救済にあたることが必要です。

「スキルアップ講座」には、これまで、秋田県内各地の団体・自治体で相談業務に携わっておられる方が参加、この講座をきっかけに新たな連携が生まれています。


【日  時】2015年1月24日、 2月7日、 2月28日(いずれも土曜日)
      10:00 ~ 15:00
【会  場】秋田県社会福祉会館
【受 講 料】無料 (秋田県自殺防止対策事業)
【対  象】各種団体や自治体で相談業務等に携わっている方
【講座内容】1月24日「多重債務とその周辺の諸問題について」
      2月 7日「生活保護について」
      2月28日「多重債務問題解決のため、どのような連携が可能か」

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第34回全国クレサラ・生活再建問題被害者交流集会in広島 報告(1日目)

2014年11月1日・2日に広島市で行われた集会に会員が参加、レポートしていただきました。

広島は雨です。

平成26年度、全国クレサラ交流集会が始まりました。今回は初日は全体会のみ(プラス懇親会)となっております。
今回は秋田からの出席者が少ないので、現場レポしたいと思います。
よろしくお願いいたしますm(__)m

参加人数はこんな感じ。
二階にプラス30名程おります。
今日は全体会だけなので、明日の分科会だけ参加する、という人も多いようです。

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全体会のプログラム

来賓挨拶(広島県、広島市、広島弁護士会、広島司法書士会)
基調報告(木村達也御大、戸田慶吾弁護士)
表彰式(表彰者・静岡大学鳥畑先生、奨学金対策全国会議、国際交流会議の韓国語、中国語通訳三名)
被害者体験報告
記念講演(鹿児島大学法科大学院教授・伊藤周平氏)
「権利としての社会保障の確立」

戸田先生が30分くらい熱弁をふるわれまして、時間が押しております。
表彰式ですが、鳥畑先生は欠席で、代わりに吉田哲也弁護士がカジノ繋がりで受けとりました(写真)。
現在は体験報告中です。果たして時間は間に合うでしょうか。

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なんとか10分遅れまで巻いて、第1部終了。

第2部は基調講演。鹿児島大学法科大学院教授の伊藤周平氏の講演。
なんというか、中日新聞の記者・白井さんが大学の先生をやったらこんなんじゃないか?という感じです。元官僚だそうです。
ちょっと一般大衆向きではありません。内容としては、大学生レベル。

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全体会、時間通りに終了しました。

我妻先生が最後締めて下さいました。
「私が時間オーバーするわけにはいきません(キリッ)」

では、いざ、懇親会へ!!
(^_^)/□☆□\(^_^)

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懇親会は、アンデルセン本社二階で開催されました。

この建物は、「被爆建造物」で、由緒ある建物です。
アンデルセンはパンやケーキなど、洋食系の食事ができるのですが、ここはオープンキッチンで出来立ての料理をサーブしてくれるのが売りです。
料理はとてもおいしかったです。

今回、地域の祭り系の出し物はありませんで、その代わり「広島で一番有名な歌手を呼んだ」といわれました。それが、南一誠さん。このかたは、カープの応援歌も歌っているので、もちろん応援歌も歌いました。会場大合唱ですわ。元関東江藤會の会員としては、歌わずにはいられません。
CDを購入し、南氏からサインをいただき、ツーショット写真を撮った次第であります。

会場が盛り上がったところで、広島実行委員会チームが挨拶。事務局長・戸田慶吾弁護士がプロレスラーのように、ステージというリングの中で、マイクを握り会場を盛り上げて行きました。
30年前に広島でクレサラ集会を開催した時の実行委員長、日下弁護士も「私はまだ健在です」と挨拶されました。

来年度開催、群馬県チームもステージにあがり、「来年は高崎に来てね(^_^)v」と呼び掛けました。
群馬県の被害者の会、桐生ひまわりの会が適格消費者団体を目指す団体となったこともあり、来年度は適格消費者団体についての分科会、さらに群馬県赤城市にクレプトマニア(窃盗癖)の専門の治療施設があることから、クレプトマニアについての分科会もやります、とのことでした。

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「カジノ誘致とギャンブル依存症を考えるシンポジウム」を開催、120名超のご参加をいただきました

秋田なまはげの会は、9月14日、秋田市山王のルポールみずほにおいて「カジノ誘致とギャンブル依存症を考えるシンポジウム」を開催しました。

近江直人会長、後援をいただいた秋田弁護士会の加藤謙会長のあいさつに続いて、DVD上映が行われました。ジャーナリストの寺田麗子氏(沖縄カジノ問題を考える女たちの会 共同代表)が韓国・マカオのカジノを取材したもので、風俗が悪化し、地域が衰退していく様子が丹念に取材されていました。

秋田アディクション問題を考える会の佐藤光幸代表からギャンブル依存症の実態について報告が行われたあと、糸数慶子参議院議員、大門実紀史参議院議員、寺田麗子氏、佐藤光幸氏をパネリストとしてパネルディスカッションが行われました(コーディネーターは、近江会長、西野大輔副会長)。

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寺田氏からは、地域を衰退させ、治安を悪化させる「ブラックホールのような」カジノの実態があらためて紹介されました。

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大門議員は「カジノは刑法で禁じられた賭博そのもの。カジノ解禁の真のねらいは、関連業界の利権にすぎない」と指摘したうえで、「秋田にカジノ設置は、立地、経済規模からみてありえない」と一刀両断しました。

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糸数議員は、地元沖縄における活動を紹介したうえで、カジノ設置でたとえ税収が増えたとしても、犯罪や依存症などそれを上回る負の社会的コストがかかることを指摘、「カジノで雇用を創出すると言っている方は、自分の子どもをカジノで働かせたいと考えているのか」と問いかけました。

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佐藤光幸氏は、「ギャンブル依存症が病気であることは国際的に認められており、国の対応が問われている」と訴えました。

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最後に、虻川高範前会長が「秋田にカジノができなければいいのではなく、カジノ法案を廃案に追い込むことが目標」と総括、東京五輪のプレゼンテーションをもじって、秋田にカジノは「お・こ・と・わ・り」と締めくくりました。

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